スマッシュデイ・リバーサルとは、ラリーウィリアムズ氏が考案した短期売買方法です。
上昇中の押し目を狙う(買いの場合)という考え方です。
スマッシュデイ・リバーサルのエントリー条件(買いの場合)
1. 終値で3日連続下落
2. 3日とも陰線か十字線である
3. 3日目の安値は2日目の安値よりも安い
4. 4日目に、3日目の高値で買い
図1 スマッシュデイ・リバーサル
[トレーディング条件]
・エントリー条件 : 上記条件。(本来のスマッシュデイ・リバーサルは「上昇中」という条件が付くのですが、ここでは除きます)
・判定 : エントリー後、当日を含む3営業日内に投入元本の10%ドローダウンとなるポイントにて損切り。0.50円以上の益が発生したら勝ち。それ以外は引き分け。
[検証対象期間 : 2001年6月18日〜2006年7月28日(1259営業日)−キウィ/円(NZDYEN)]
総トレード数 |
26
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勝ちトレード数 |
15 |
引き分け数 |
4
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勝率(勝ちトレード数/(総トレード数-引き分け数)) |
63.64% |
累積実現利益 |
8.84
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最大連続負け回数 |
3回 |
最大ドローダウン |
-0.81 |
勝ちトレード(引き分け含む)における平均利益(3日間) |
1.04 |
負けトレードにおける平均損失(3日間) |
-0.71 |
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[解説]
勝率は悪くはありませんが、積極的に狙うというほどではありません。
トレードの回数も非常に少なく、かつ、勝ちトレードの平均利益が低いのが特徴です。
この原因として、為替の反転はV字型ではなくソーサー型となる場合が多いためではないか、という仮説を持っています。(図2)
図2 反転時に形成するチャート
七仙堂では、反転を重要なエントリーポイントとしているため、この仮説の確認は重要であると考えます。
しかし、このV字型とソーサー型を数学的にどのように表現すればよいか思案中です。
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