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トレードを成功させるためには、ファンダメンタル、テクニカル等どのような分析が必要なのでしょうか?
まず、金融商品の価格とは何であるのかを説明します。その価格が妥当なものであるか否かを確認するための道具としてファンダメンタル、テクニカルの分析があることを説明します。
(これは株を例にとったほうがわかりやすいので、それにあわせて説明します)

価格とは、相場に参加する者の「認識の産物」、つまり「思い込み」です。

例えば、ライブドア株。2006年1月16日終値696円から4月13日終値94円に大暴落。これが意味するものは何でしょうか?
ライブドアの持つ資産が焼けて無くなってしまったのでしょうか?社員が全員辞めてしまったのでしょうか? そんなことはありません。ホリエモンは逮捕され、確かに大きくブランドは毀損しましたが、ライブドアはポータルも証券会社もグループの通販会社も通常通り営業しており、それほどまでに企業価値が変化したとは言えません。
ただ単に、相場の参加者がライブドアの価値は94円である、と認識してしまっただけの話です。

価格が動くということは、人の認識が変わったということなのです。真の企業価値(為替であれば通貨の価値)とはほぼまったく関係無いことと言えます。

ここから言えることは、特に短期の価格の動きから利益を得るというトレードを行う場合には、企業価値・通貨価値に対するファンダメンタル分析は基本的には意味が無いということです。
発生したイベントが相場参加者の心理にどのような影響を及ぼすかを分析することは重要です。しかし、このイベントの発生により株式・通貨の価値がどの程度になるはず、と考えることにはまったく意味が無いことです。
期間内にどのようなイベントがあり、そのイベントに向けて市場がどのような予想を持っているのか?もしくはその期間内に不測の事態が発生する可能性がどの程度あるのか(これは特に株の場合)?を確認するためのものであれば意味はあると考えます。

では、テクニカル分析はどうでしょう。
わたしは、注目されているテクニカル指標であれば、皆がその指標を意識した上でトレードを行うために有効となる、と考えています。
例えば、底値の抵抗線があれば「その水準を下に抜けることは無い。ここまで下がったら買い時。」と皆が考えるため、その抵抗線で反転したりします。 (図1)

図1 皆が意識する抵抗線


逆に言えば、「自分だけが知っている特別なテクニカル指標」というものは、一般的にはあまり有効ではないのではないか、とわたしは考えています。
こういう逸話(本当の話)があります。
多数の鳩に向かって餌を数回投げます。そうすると鳩はちょうどその餌が投げられた時に偶然行っていた行動により餌を獲得することができたと勘違いするそうなのです。
ある鳩から見た場合、ちょうど右足を上げていたら餌がふってきた。ある鳩は首を横に振っていたら餌がふってきた。鳩は勘違いをして、その後自分が勘違いして覚えた行動を繰り返すようになるそうなのです。
「自分だけが知っている特別なテクニカル指標」はこれと同じなのではないでしょうか?

テクニカル分析は、用いる指標が相場参加者のどのような心理を表しているのかをよく考えてから用いるべきであると思います。
それが納得いくものでなく、何の裏付けがないものであれば、その指標はただの「鳩の首振り」であると考えます。

結局のところ、スイングトレードの場合は、テクニカル9割、ファンダメンタル(イベントの確認)1割 の割合で分析を行えばよいと考えます。

 


 

 

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